- Charles Mingus(チャールズ・ミンガス)
- The Lost Album From Ronnie Scott's
- New
- ¥13,000(税込)
- KKJ-10011
- [180g重量盤3LP]
- Issue:輸入盤・日本語帯・解説付
レゾナンスレコードから偉大なベーシスト、チャールズ・ミンガス の貴重な未発表ライヴ音源が登場! 1972年、ロンドンの老舗ジャズクラブ、ロニー・スコッツでの 熱いライヴ演奏を収めた超重量級アルバム!
1940年代前半から活動を開始し、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらとともにモダン・ジャズの礎を築きあげた偉大なベーシスト&コンポーザー、チャールズ・ミンガス。彼が1972年にロンドンの老舗ジャズクラブ、ロニー・スコッツで行なったライヴの模様を収めた未発表音源によるアルバム。
1972年夏にヨーロッパ・ツアーを行なったミンガス・バンドはその最終公演地であるロンドンのロニー・スコッツで約2週間の長期公演を開催。その公演中の8月14日と15日に録音された本作は、ジョン・ファディス(tp)、チャールズ・マクファーソン(as)、ボビー・ジョーンズ(ts, cl)、ジョン・フォスター(p, vo)、ロイ・ブルックス(ds)らを擁するミンガス・セクステットの緊密かつ自由奔放なライヴの模様が、約2時間半に亘って収録されており、35分に及ぶ熱演の「フォーバス知事の寓話(フェイブルズ・オブ・フォーバス)」や、ロイ・ブルックスがミュージック・ソーの妙技を披露する「ノッディン・ヤ・ヘッド・ブルース」など盛りだくさん。現在はジャズ界のレジェンドとなっている当時19歳のジョン・ファディスが繰り広げるハイテンションなブロウにも驚かされます。
本作の音源は、当初アルバムとして発表するためにレコーディングされたマルチ・トラック・テープ。今まで公式発表されることなく保管されていた伝説のテープが、ミンガスの未亡人であるスー・ミンガスとジャズ・ワークショップの協力を得て、遂にレゾナンス・レコードからオフィシャル・アルバムとしてリリースされることになりました。ゼヴ・フェルドマンとデイヴィッド・ワイスの共同プロデュースのもと、ユナイテッド・レコーディング社のビル・スミス、レゾナンスのジョージ・クラビン、フラン・ガラの共同作業による入念なリミックスが施され、LPのマスタリングはバーニー・グランドマンが担当。極めて高音質なアルバムに仕上がっています。
ブックレットには、ロニー・スコッツで実際に当時のミンガス・バンドの演奏を聴いている英国のジャズ評論家プライアン・プリーストリーのエッセイの他、チャールズ・ミンガス、チャールズ・マクファーソン、クリスチャン・マクブライド、エディ・ゴメスらのミュージシャンや、ミンガス夫妻と深い親交を持つ作家&評論家フラン・レボウィッツ、クラブ・オーナーを務めていたロニー・スコットの未亡人メアリー・スコットらのインタヴューと貴重な写真を数多く掲載。極めて資料的価値の高いものとなっています。
英文オリジナルライナーノーツ完全翻訳(翻訳/解説:早田和音)付。
(インフォより)
Side A
1. Introduction
2. Orange Was The Color Of Her Dress, Then Silk Blues (Part 1)
Side B
1. Orange Was The Color Of Her Dress, Then Silk Blues (Part 2)
2. Noddin’ Ya Head Blues
Side C
1. Mind-Readers' Convention In Milano (Aka Number 29)
2. Ko Ko (Theme)
Side D
1. Fables Of Faubus (Part 1)
Side E
1. Fables Of Faubus (Part 2)
2. Pops (Aka When The Saints Go Marching In)
Side F
1. The Man Who Never Sleeps
2. Air Mail Special
Charles Mingus (bass), Jon Faddis (trumpet), Charles McPherson (alto saxophone), Bobby Jones (tenor saxophone, clarinet), John Foster (piano, vocals), Roy Brooks (drums, musical saw)
Recorded Live at Ronnie Scott’s Jazz Club in London, England on August 14 and 15, 1972