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Miles Davis(マイルス・デイヴィス) / Merci Miles! Live At Vienne
- Miles Davis(マイルス・デイヴィス)
- Merci Miles! Live At Vienne
- New
- ¥4,970(税込)
- Rhino / 0349784462
- [2LP]
- Issue:GER
ジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィスの最晩年の貴重な未発表ライヴ音源
マイルス・デイヴィスは1991年7月1日、フランスで開催されたヴィエンヌ・ジャズ・フェスティバルにマイルス・デイヴィス・グループとして出演した。残念ながら同年9月28日、サンタモニカで息を引き取ることとになる彼にとって、このパフォーマンスは最晩年のものの一つとなったのだ。その時の貴重な未発表ライヴ音源が、黒人音楽月間(Black Music Month)セレブレーションの一環として、今回Rhino Recordsより遂に正式作品としてリリース。
過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルを取り込んだアグレッシヴな音楽活動を展開していたジャズ界における最重要人物の、実験性だけに終わらない熟成感のある凄みに満ちた見事なパフォーマンスを凝縮したこの未発表ライヴ・アルバム『MERCI MILES! LIVE AT VIENNE』には、「Penetration」と「Jailbait」という2曲が収録されている。この2曲は、彼と互いに敬愛しあい、友情で結ばれていたプリンスの手によって書かれた楽曲だ。ブルーノ・ティリーがアート・デザインを担当した2枚組CDと2枚組アナログ盤という2形態でリリースされる今作には、音楽歴史家でありジャーナリスト、そしてプロデューサーでもあるアシュリー・カーンによるライナーノーツが掲載されている。
世界で最も祝福されたトランぺッターは、過去50年間にわたり彼自身の音楽的進化を遂げてきたのみならず、彼を取り巻く世界にも進化をもたらした存在だと言えるだろう。それまで約30年間所属してきたColumbia Recordsを離れ、1985年にWarner Bros. Records(現Warner Records)に移籍した彼は、過去の栄光にとらわれず、あらゆるジャンルを取り込んだアグレッシヴな音楽活動を展開していった。ジャズというスタイルをクラシックやR&B、ロックやファンクといったジャンルと融合させながら生み出したハイブリッドなスタイル/サウンドは、以降のジャズの可能性を押し広げただけでなく、ポピュラー音楽の新たな流れをも築いていく。彼が真の「伝説」であり「帝王」である証明だと言えるだろう。
<インフォより>
Miles Davis (tp)
Kenny Garrett (sax)
Deron Johnson (key)
Foley (bass)
Richard Patterson (bass)
Ricky Wellman (dr)
Recorded at the Jazz a Vienne Festival, Vienne, France, July 1, 1991
Side-A
1. Hannibal
2. Jailbait
Side-B
1. Time After Time
2. Wrinkle
Side-C
1. Human Nature
Side-D
1. Penetration
2. Amandla
3. Finale (Band Only)